初空や止まっていたぞ壁時計
新年早々。なんかおかしい、と思っていたら。壁の電波時計が止まっていた。電池を買いにいかなきゃ。……っていう句である。
窓際に生けたら落ちた寒椿
庭の椿が咲いて生けることにした。そうなる予感もしてたのだが、花はすぐにポトリと落ちた。……っていう句である。
鍋のあとアイス食べてるクリスマス
12月24日、夜。炬燵で鍋を食べたあと、アイスクリームを食べたよ。……っていう句である。
階段の電球きれた時雨かな
冬の夜。階段を降りようとしたら、電球がきれていました。雨が降っていました。……っていう句である。
こんな句集つくってた
「くまのまえ 冬」
それで、「鼻水をかんで見上げる冬の月」とかよんでたんだけど。「鼻水」って冬の季語だった。っていうか。かりに季語でなくても冬っていうのは分かりそうだから。あらためて、「冬の月」っていうのは余計かな、って思った。推敲しちゃお。他人には……どうでもいい……感じすることだろうど。
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ネットの歳時記について
「歳時記」で検索すれば、歳時記のサイトもいっぱいあって、春夏秋冬新年という項目があり。秋なら秋のページを開けば。「時候」「天文」「地理」「生活」「動物」「植物」といった項目があり。いろいろな季語を教えてくれて便利なのだが。
せっかくネットなのだし。その日が暦の上で秋であったなら、すぐに「秋」のページに飛んでくれて。ついでにその日の日付に所縁などありそうな、有名な句などを紹介し、その句の季語を解説してくれると、ぼく的には愉快なのだけど。まっ、贅沢すぎる望みってものかもしれない。
ぼくは持ってないけどスマートフォンにも、歳時記のアプリはあるようで。そのへんはどうなってるのかな。スマートフォンを片手に散歩に出て、道端の花などを写真にとり、一句よむ、とかいうのは。今風な気もして、楽しい気するのだが。そうしたときに便利な歳時記アプリもあるかな。
このサイト、よく見てます。
清水哲男『新・増殖する俳句歳時記』
秋雨や綺麗に並ぶ燃えるゴミ
秋雨や綺麗に並ぶ燃えるゴミ
朝、ゴミを出しに玄関をでた。冷たい雨が降っていた。道には指定されたゴミ袋が整然と、並んでおりました。……って句である。
追記。「初時雨きれいに並ぶ燃えるゴミ 」になおそうと思った。12月12日。 ><